学ゆうの目指すところ

未就学・小学校低学年のお子さんに

基本的な知識を身に着ける時期です。この時期は読み書き計算をしっかりと練習しましょう。
中学受験をするお子さんも、公立中学に進学することをお考えのお子さんもこの基礎を疎かにすると学年が進んだ時の学習に困難を感じるようになってしまいます。

小さいうちから勉強をさせるのは可哀そうといった誤った善意から、学年が進んだ時にもっと可哀そうな事態に陥らない為に、そして学年が進んだ時興味を持った学問を学ぶための武器となる基礎力を付けておきましょう。
そのためには1回15分位から始めて少しずつ毎日学習する習慣をつけましょう。

小学校高学年のお子さんに

読み書き計算といった基礎力がある程度備わった段階になりましたら、それを用いて知識を得ていく事を始めましょう。歴史のように物語性をもった学問、生物のように目の前にある生き物の仕組みや種類を知る学問などを学びます。
それらを学ぶためには文字を単位とした文章、語彙力等が必須となります。
また、算数の文章題や面積等のように計算をどの様に使うのかを見ることのできる学習や整数の発展である分数や小数の計算法、図形等の数学の基礎となることも学び始めます。

中学受験をお考えのご家庭では、この段階で受験塾等の活用を検討されると良いと思います。その上でゆとりがあれば当教室にいらしていただけたら嬉しいですが、時間的なゆとりがない場合は中学に入られるまでお休みされるのもひとつの方法と考えます。

公立中学に進学をお考えの小学校6年生さんに

小学校最後の年、次の4月からは中学生です。中学の勉強は小学校のものと比べて少し難しくなります。授業で初めて聞く内容ですと理解が追い付かないこともあります。そのようなわけでどの様な授業内容なのか予め把握しておく必要があります。
中学の勉強の中でも特に積み重ねが必要な英語、数学においては前もって少し見ておくと中学入学時に良い効果があります。加えて、中学の成績が高校入試にも関係してきます。高校入試になって慌てるよりも前もって準備をすることは良いことと考えます。

1年間に数百時間ある授業時間を余り良くわからず、従って聞くのが苦痛で「早く授業が終わらないかなあ」と思いながら過ごすのと、先生の言うことがある程度以上理解できて「ああ、そうだ。」と納得しながら聴いたり
「自分で勉強したときはここがよくわからなかったけど、先生のお話を聞いたらわかった。」などと授業に参加している意識をもてるということは精神面でもかなりの差ができると思います。

中学生・高校生のみなさん

中学・高校の科目を1度目を通しただけで完全に理解できるのはなかなか難しいことだと考えます。それだけ学問として奥が深くなって面白くなってきたともいえると思います。しかし、わからないものをわからないままにしておくと次の内容では
現在の内容を前提として進んで行くことが多いので、いつの間にかよくわからず「迷子」になってしまいます。わからないことは直ぐにわかる人物に質問し、わかるようになるための演習をこなすことが必要です。

中学高校、特に高校で学ぶ科目の全てを理解できる人物がいたとしたら相当な知識人として尊敬に値します。大学に推薦で進学するような場合は全ての科目に水準以上の成績を残さなくてはなりませんが、一般の入試で大学進学を考える場合は
それに必要な科目についてはとことん深堀をして、その他の科目については教養として楽しむレベルでも良いのではないかと考えます。推薦で必要な科目、入学試験で必要な科目については、学問としての楽しみ方と同時に必要な知識を得ていくお手伝いをします。
必要ではないが興味があるので深堀をしてみたいという学問があればそれも共に楽しみましょう。